せとうちDMOの歴史資源活用『Setouchi Cominca Stays（せとうち古民家ステイズ）(※１)』2カ所目が9月オープン

せとうちDMO(※2)を構成する株式会社瀬戸内ブランドコーポレーション(広島市中区／ 代表取締役社長：藤田明久 以下、瀬戸内ブランドコーポレーション）は、広島県庄原市および地域各団体からなる庄原古民家ステイ推進協議会との共同で、庄原市内に点在する複数の歴史的古民家をリノベーションした古民家宿泊施設を今秋開業するとともに、庄原市と観光地域づくりに係る包括連携協定を締結しました。

今般新たに開業する古民家宿泊施設Setouchi Cominca Stays「長者屋」（ちょうじゃや）および「不老仙」（ふろうせん）は、美しい田園風景の間に非常に多数の古民家が残る庄原市郊外にある、地域の人々から大切にされてきた建築物です。これらを歴史的建築物の利活用と空き家対策の観点から、急増する外国人旅行客をメインターゲットとした宿泊施設へと改修し、高品質な1組限定一棟貸しの宿として、令和元年秋の開業を目指しています。

これらの施設は「広島の隠れ里（Hidden Village in Hiroshima）」としての庄原にふさわしく、伝統的風情をそのままに、内装は日本の伝統を感じさせる設えを残しながら、国内旅行客はもとより外国人旅行客にも快適な設備を整えて、豊かな農業景観を目前にした眺望と里の歴史を感じながら、上質でゆったりとした時間を過ごせる宿となる予定です。さらに庄原の魅力を体験できる各種アクティビティの造成・庄原ならではの食開発・庄原を含む広域でのインバウンドツアーの開発などにも同時に取り組んでおり、多面的な庄原の魅力開発を狙うものとなっています。

観光地域づくりに係る包括連携協定では、本取り組みをはじめ、庄原市の観光振興に関する様々な取り組みにおいて連携していくことを取り決めました。今後はさらに単一の施策に終わらない統合的な観光地経営を庄原市および地域諸団体とともに進めていく内容となっています。

なお、瀬戸内ブランドコーポレーションでは、『せとうち古街計画 (※3)』を策定し、せとうちDMOが活動を行う7県（兵庫県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県）を対象に、地域の価値向上を目指して埋蔵観光資源の利活用に取り組んでいます。瀬戸内の歴史的建築物を活用した宿ブランド「Setouchi Cominca Stays」はその象徴的取り組みであり、瀬戸内諸地域の国内外へのブランド化に努めてまいります。

 

【Setouchi Cominca Stays SHOBARA　概要】
■オール庄原との取り組みであること
■農泊推進事業であること
■3棟目も予定されていること
■多面的な取り組み（体験プログラム・食・ツアー造成販売）

【宿概要（予定）】
■名　称：「長者屋-CHOJAYA-」（ちょうじゃや）/　「不老仙-FUROSEN-」（ふろうせん）
■開　業：2019年9月中予定
■所在地：「長者屋-CHOJAYA-」広島県庄原市比和町「不老仙-FUROSEN-」広島県庄原市上谷町
■宿形態：一棟貸し切り(1組様限定)　最大定員6名
■施　設：「長者屋-CHOJAYA-」ベッドルーム1室、和室2室、リビングダイニングルーム、キッチン、浴室、 トイレ×2、展示室、駐車場
「不老仙-FUROSEN-」ベッドルーム1室、和室2室、ダイニングキッチン、浴室、トイレ×２、 パティオ、駐車場

【協定概要】
■古民家等の歴史的資源を活用した観光地域づくりに関すること
■外国人観光客の誘致に関すること
■観光マーケティング・プロモーションに関すること
■遊休施設等を活用した観光地域づくりに関すること
■その他地域活性化に関すること

 

【長者屋 -CHOJAYA- 室内イメージ】
※建築前イメージパースのため実際のものとは異なります。

▲長者屋-CHOJAYA-　リビングエリア

▲長者屋-CHOJAYA-　ベッドルーム

▲長者屋-CHOJAYA-　外観

【不老仙 -FUROSEN- 室内イメージ】
※建築前イメージパースのため実際のものとは異なります。

▲不老仙-FUROSEN- 和室

▲不老仙-FUROSEN- ダイニングキッチン

▲不老仙-FUROSEN-　外観