世界大手旅行誌が広島県の“とびしま海道(呉市)”を紹介
~「Lonely Planet」が瀬戸内の魅力を発信~
世界的に人気の高い旅行ガイドブック「Lonely Planet」(電子版)で、『とびしま海道サイクリング』が掲載されました。
記事では、「Island-hopping by bike around Japan‘s Seto Inland Sea(日本の瀬戸内海を自転車で島めぐり)」というタイトルで、瀬戸内の多島美が賞賛されており、サイクリングロードの王道である『しまなみ海道』とは異なる穏やかな地形や雰囲気を楽しめる場所として『とびしま海道』がフォーカスされています。
アートや建築、文化遺産、素晴らしいビーチを有する島々を自転車で巡る最高のアクティビティとして紹介されています。具体的には、下蒲刈島の松濤園や朝鮮通信使などの歴史、上蒲刈島の藻塩についての歴史や体験(蒲刈物産㈱、藻塩の会)や県民の浜、豊島のレストラン(お好み焼きまりちゃん など)、大崎下島の御手洗地区出身である中村春吉(自転車による世界一周をした冒険家)や重要伝統的建造物群保存地区、岡村島からしまなみ海道(今治)へのアクセスなど、盛りだくさんな内容が掲載されています。
≪掲載に至った経緯≫
本記事の取材は、せとうちDMO(※1)主催によるメディアを対象としたFamTrip(2019年10月中旬)で、その際の藻塩つくり体験、藻塩工場(蒲刈物産㈱)の見学、サイクリング体験やそこでのインタビューが十分に反映された記事となっています。
かつて「しまなみ海道」が、「世界の最も素晴らしいサイクリングルート」(CNN)の1つに選ばれたことで国内外から注目されるようになったように、瀬戸内を欧米に向けてプロモーションしていく上で、今回のように、これまで欧米の人が知らなかった新しいコンテンツが有力メディアで取り上げられることは、とても重要であると考えています。
今後も、世界に向けた“SETOUCHI”のプレゼンスをあげていくとともに、域内外の地域の皆さま、事業者の皆さまと観光資源やサービスの磨き上げに取り組み、観光消費額の増加を目指してまいります。
【Lonely Planet電子版】(https://www.lonelyplanet.com/articles/cycling-seto-inland-sea-tobishima-kaido)
▲おすすめ記事:『日本の瀬戸内海を自転車で島めぐり』 ▲記事より抜粋(上蒲刈島)
Lonely Planet(ロンリープラネット)
同名の世界的に人気の高いガイドブックシリーズで知られる旅行メディア。英語に加え、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語等の多言語で、ガイドブック、旅行雑誌、ウェブサイト、ビデオ等の様々な媒体を通じて世界の旅の魅力を発信している。