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せとうちDMOお知らせせとうちDMO×豊岡鞄×KDDI×CAMPFIRE SDGs新商品開発に向けたクラウドファンディングを 10月28日より開始
2021.10.28 プレスリリース

せとうちDMO×豊岡鞄×KDDI×CAMPFIRE SDGs新商品開発に向けたクラウドファンディングを 10月28日より開始

SDGsにつながる地域のモノづくりを支援

 せとうちDMO(※1)を構成する株式会社瀬戸内ブランドコーポレーション(広島県広島市、代表取締役 井坂晋、以下SBC)は、兵庫県鞄組合(兵庫県豊岡市、理事長:由利 昇三郎、以下 鞄組合)、KDDI株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:髙橋 誠、以下 KDDI)、株式会社CAMPFIRE(東京都渋谷区、代表取締役社長:家入一真、以下CAMPFIRE)と共に、「SDGs応援プロジェクト」(以下 本プロジェクト)として、SDGsにつながる新商品開発を行い、4つの新商品のクラウドファンディングをCAMPFIREにて本日10月28日(木)から開始します。

■「豊岡鞄」SDGsプロジェクトについて
 豊岡鞄は、日本有数の鞄の生産地として有名な兵庫県豊岡市の地域ブランドとして認定され、1900年のパリ万博など世界の場にも出展した歴史を持っております。さらにSDGs目標の達成に向けて、サステナブルなモノづくりに取り組んでいます。
 鞄組合ではより魅力的な新商品の企画・販売最大化また地域人財育成という課題解決に向けて、KDDI、と連携し本プロジェクトがスタートしました。KDDIはこれまで培ってきたビジネスの知見やネットワークを活用して支援をしています。
 SBCは豊岡における地域人財の育成また豊岡鞄の魅力をより多くの方々に届けるため、鞄組合、KDDI、株式会社MBSイノベーションドライブ(本社:東京都港区、代表取締役社長:日笠 賢治)と連携し、オンラインまた現地にて商品マーケティングやブランディング、またSDGsの理解を深めるSDGs新商品企画講座やCAMPFIREと連携したクラウドファンディング企画講座を開催してきました。
 各勉強会での学びと鞄組合のSDGsプロジェクトコンセプトメッセージ(注1)に基づき、鞄組合の各事業者が企画したSDGs新商品を、本日公開しました。

<「豊岡鞄」SDGsプロジェクトの特設ページ>
https://camp-fire.jp/curations/toyookakaban

1.クラウドファンディング開始日
 2021年10月28日(木)開始 
2.SDGsプロジェクトでの企画
・コニー株式会社 
 企画名:「ワーママ meets 豊岡鞄!家族で使いたい親子バッグ、PAPAMO(パパモ)」
・有限会社クラフト
 企画名: 「海洋プラスチックが高級鞄に!千年続く鞄産地×アップサイクルでこれからの海の為に」
・株式会社ナオト
 企画名:「幸せをつかまえる鞄。ラックバックプロジェクト」
・株式会社由利  
 企画名:「漁網再生×豊岡鞄 アップサイクルTSURIバッグでいつまでもキレイな海を守りたい」

■「豊岡鞄」SDGsプロジェクトで企画した4つのSDGs商品
1)ワーママ meets 豊岡鞄!家族で使いたい親子バッグ、PAPAMO(パパモ)
 https://camp-fire.jp/projects/view/491985
 豊岡鞄の職人が手掛けたパパも一緒に使いたくなる育児用バッグ。現在は共働き世帯の増加により、夫婦で家事育児を共有するのが当たり前に。しかし、育児バッグ=ママのバッグになっていませんか?是非周りの子育て世代のママパパに広めたい、家族みんなの為のリュックを作りました。

2)海洋プラスチックが高級鞄に!千年続く鞄産地×アップサイクルでこれからの海の為に。
 https://camp-fire.jp/projects/view/489537
 海洋プラスチックを鞄の布地にアップサイクルしました。それを活用し千年の歴史を誇る『豊岡鞄』のルーツであり国の伝統工芸品の『柳行李』を、高級イタリアンレザーを使って表現した鞄を作りました。この鞄を通してSDGsにつながる取り組みを通じ、豊岡地域の魅力を発信いたします。

3)幸せをつかまえる鞄。「ラックバックプロジェクト」
 https://camp-fire.jp/projects/view/492062
 数多くの学生指定校を手掛けてきた豊岡鞄だからこそ学生が持つにふさわしいデザイン、丈夫なつくり、必要な機能を備えています。海洋環境に配慮した商品を選択することや、その再資源化の商品を手に取り子供達と一緒に環境を考えるきっかけにしていきたいと思います。

4)漁網再生×豊岡鞄 アップサイクルTSURIバッグでいつまでもキレイな海を守りたい
 https://camp-fire.jp/projects/view/491543
 皆さんは、どれほどのゴミが海に捨てられているかご存じでしょうか?日本有数の美しい海に面する豊岡。この状況を打破したいとプロジェクトが始動しました。海に漂うゴミの一つである漁具(ゴーストギア)。それをアップサイクルした釣りバッグ、その名もゴーストギアバッグの誕生です!

注1)兵庫県鞄組合のSDGsプロジェクトコンセプトメッセージ
「千年の技法、一生もののかばん、いいものを永く。未来につなぐものづくり」
1.育成した職人が制作
 職人の育成を目的としたアルチザンスクールを開講し、職人育成を積極的に支援。鞄の生産が持続的な事業になるように、地域を挙げてものづくりに取り組んでいます。
2.一生モノの製法
 鞄職人が、商品を長く使っていただけるように、製品にこだわりを詰め込んでいます。さらに、ながく使ってもらえる様に、商品修理も設けております。丈夫な商品をながくお楽しみください。
3.未来につなぐSDGsの取り組み
 日本海に面する豊岡。きれいな海を子供たちに残していきたい という思いから、廃棄漁網を再利用した環境に配慮したものづくりを行っています。また豊岡では、コウノトリ野生復帰に取り組んでいます。繁栄・子宝の象徴とされているコウノトリ。メスとオスが交代で協力して育てるジェンダー平等な夫婦像をイメージした商品も制作いたしました。SDGsの観点を大切にしたサステナブルなものづくりに取り組んでいます。

※1 せとうちDMO
 官民が参画する一般社団法人せとうち観光推進機構と金融機関・域内外の民間企業が参画する株式会社瀬戸内ブランドコーポレーションで構成。DMOはDestination Marketing/Management Organizationの略。観光需要の創出と商品やサービスの供給体制の強化を行いながら、多様な関係者とともに持続可能な観光地域づくりを推進している。