せとうちブランドを確立し、地域経済活性化や豊かな地域社会実現を目的としています。
せとうちの魅力を国内外に向けて発信し、来訪者(交流人口)の増加を図ります。
そのことで域内事業者と住民の意欲を喚起するとともに、新しい産業と雇用の拡大を促進し、定住人口の増大につなげ、
自立的かつ永続的な成長循環を創り上げてまいります。
2013年に瀬戸内海を囲む7県(兵庫県・岡山県・広島県・山口県・徳島県・香川県・愛媛県)が合同してせとうち全体の観光ブランド化を推進するための「瀬戸内ブランド推進連合」が結成され、せとうち全体での観光マーケティング・プロダクト開発を推進してきましたが、これをさらに推し進め、世界に比肩できる持続可能な観光地経営を目指すフロントランナーとして新たに創設されたのが「せとうちDMO」です。
DMO(Destination Marketing/Management Organization)とは、観光地(Destination)を活性化させて地域全体を一体的にマネジメントしていく組織です。政府が提唱する「まち・ひと・しごと創生基本方針2015」内においては、地域内の官民協働や広域的な地域連携により魅力ある観光地域づくりを行う事業推進主体として、重要な役割が期待されています。 せとうちDMOはマーケティング・プロモーションを策定実行する一般社団法人せとうち観光推進機構と『せとうち観光活性化ファンド』を活用してプロダクト開発支援を行う株式会社瀬戸内ブランドコーポレーションで構成され、瀬戸内が有する幅広い観光資源を最大限活用しながら、多様な関係者とともに情報発信・プロモーション、効果的なマーケティング、戦略策定等を行い、地域の皆さまが主体となって行う観光地域づくりを推進します。
2013年4月、せとうちを共有する7県(兵庫県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県)により発足した瀬戸内ブランド推進連合から発展改組し、2016年3月に民間の事業者とともに一般社団法人として発足しました。綿密な調査に基づくマーケティング戦略によりせとうちの魅力を国内外の人々に発信し新たな観光需要を創造します。また株式会社瀬戸内ブランドコーポレーションと連携し、せとうちの魅力を体感できる新たな観光プロダクト(観光サービスや地域産品等)の開発を促進します。
法人名 | 一般社団法人せとうち観光推進機構 |
設立年月日 | 2016年3月10日 |
所在地 | 広島県広島市中区基町10番3号 |
代表者 | 会長 真鍋 精志 |
目的 | ■瀬戸内における観光関連産業の振興 ■交流人口の拡大による地域経済の活性化 ■豊かな地域社会の実現 |
参加県及び企業 | 兵庫県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県 一般社団法人中国経済連合会/四国旅客鉄道株式会社/株式会社JTB/西日本旅客鉄道株式会社/日本航空株式会社/ 株式会社日本旅行/楽天グループ株式会社/株式会社リクルート/本州四国連絡高速道路株式会社 |
2016年4月、瀬戸内地域を中心とした金融機関と域内外の事業会社計46社の出資を得て、株式会社瀬戸内ブランドコーポレーションを設立しました。せとうち観光推進機構と緊密な連携をとり、プロモーションを通じ創出された観光需要に対する受け皿として自主事業を展開するほか、事業開発支援、50億円規模のせとうち観光サステナブルファンドを活用した観光関連事業者への経営支援や資金支援、メンバーシップ事業の提供を目指します。
法人名 | 株式会社 瀬戸内ブランドコーポレーション |
設立年月日 | 2016年4月1日 |
所在地 | 広島県広島市中区基町10番3号 |
代表者 | 代表取締役社長 田部井 智行 |
目的 | ■事業化及び事業拡大ならびに成長に必要な資金の供給と経営支援 ■瀬戸内の企業に提供する観光関連システムの構築 ■観光情報サービスの提供 |
出資企業 | 地方銀行:12行/政府系金融機関:1行/信用金庫:6庫/運輸:7社/メーカー:5社/小売:4社/その他:11社 |
一般社団法人せとうち観光推進機構 | 株式会社瀬戸内ブランドコーポレーション | |
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2011/3 | 「瀬戸内 海の道構想」策定 | |
2012/5/31 | 「瀬戸内ブランド推進協議会」設立 | |
2013/1/31 | 瀬戸内ブランド認定(現在の瀬戸内ブランド登録)を開始 | |
2013/4/22 | 瀬戸内を共有する7県(兵庫県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県)による任意団体「瀬戸内ブランド推進連合」発足 | |
2014/10 | 事業化支援組織検討会の発足 | |
2015/5/20 | 瀬戸内地域の地方銀行および日本政策投資銀行による「瀬戸内地域の観光産業活性化に関する協定」の締結 | |
2015/6/14 | 広域観光周遊ルート「せとうち・海の道」国土交通大臣認定 | |
2015/7/29 | 「瀬戸内ブランド推進連合」一般社団法人化 | 事業化支援組織推進室の設置 |
「瀬戸内ブランド推進連合」と「瀬戸内地域の地方銀行7行および日本政策投資銀行」による 「瀬戸内ブランド推進体制に関する協定書」の締結 |
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2016/2/26 | 観光庁の「日本版DMO候補法人」に登録 | |
2016/3/10 | 「瀬戸内ブランド推進連合」から「一般社団法人せとうち観光推進機構」に発展改組 | |
2016/4/1 | 新会社「株式会社瀬戸内ブランドコーポレーション」を設立 | |
せとうちDMO事業開始 | ||
2017/2/15 | 会員制度「せとうちDMOメンバーズ」開始 | |
2017/11/28 | 観光庁の「日本版DMO」に登録 ※「日本版DMO候補法人」から改めて登録 |
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2024/2/29 | 観光庁の「登録観光地域づくり法人(登録DMO)」の更新登録 |
せとうちらしさをコンセプトにしたテーマを設け、エリアを横断したマーケティングやプロダクト開発が行える体制を整えています。
地域の皆さま、事業者の皆さまと連携したチームとして瀬戸内エリアのブランド価値向上を図ります。
テーマ毎のせとうちらしいコンセプトの設定
事業者の発掘
ビジネスモデルの構築
事業者間の連携・調整
エリアの強みを生かしたせとうちらしいコンセプトの設定
統一的なプロモーション
多言語化等統一基準策定
事業者間の連携・調整
受入環境整備
瀬戸内の歴史・文化を語る上で欠かせない「クルーズ」。瀬戸内の魅力を最大限発揮できるものと位置づけており、瀬戸内を世界有数の『滞在型』クルージングリゾートエリアに形成していきます。
しまなみ海道のみならず、せとうち各地のコースの環境を整備し、世界に誇れる国内随一のサイクリストの聖地として認知拡大を図ります。
歴史・文化・自然景観の融合により独自の世界観を形成している瀬戸内。歴史的背景や文化的なつながりのあるエリアごとに施策を講じるとともに、瀬戸内を広範に捉え、個々のアート資産をつなぐアートツーリズムの普及・定着を図ります。
草間彌生「赤かぼちゃ」2006年
直島・宮浦港緑地 写真/青地 大輔
旅行の基本となる楽しみの「食」。独特の気候・風土に培われた“瀬戸内の食”の魅力を国内外に向けて情報発信するとともに、瀬戸内の食が堪能できるレストランなどの充実を図ります。
魅力的なホテルや旅館はそれ自体が旅行の目的となりえます。瀬戸内の風情が体感できる多彩な宿の充実を図ります。
多様で魅力的な食材に溢れ、農水産物加工品や伝統工芸品などの魅力ある地域産品が数多くあります。それらを磨き上げ、国内外から認められる“ブランド”にしていきます。