「ホテルビスタ広島」外観完成予想図
※現段階の予定であり、実際とは異なる場合がございます。

株式会社マリモ（本社：広島市西区庚午北、代表取締役 社長執行役員：深川 真、以下「マリモ」）と、せとうちDMO（一般社団法人せとうち観光推進機構、広島市中区基町　会長　佐々木 隆之　及び株式会社瀬戸内ブランドコーポレーション、広島市中区基町　代表取締役　水上 圭）は、マリモが広島市中区鉄砲町にて開発中のホテル事業「ホテルビスタ広島」を通じて、瀬戸内地域の観光産業の活性化に向けて協力していくことで合意しましたので、お知らせいたします。

同ホテルは、不動産総合デベロッパーである㈱マリモが、初めて設計から手掛けるホテル案件です。マリモは、地方都市を中心に全国42都道府県で分譲マンション事業を展開し、近年は市街地再開発事業や収益不動産事業での実績も重ねております。今回のホテル事業も「地方創生」の観点から地元広島の活性化に寄与できるものと考え、広島初となる株式会社ビスタホテルマネジメントを運営会社に選定。ビジネスユーザーをメインターゲットにしつつも、観光・イベント等レジャー需要にも対応できる宿泊主体型のホテルを開発しました。広島エリアの観光特性をアイコンとして意匠計画に取り入れるなど、今後も増加が見込まれる国内外からの観光客に対しても、良質な宿泊施設としてご利用いただくことを想定しております。

せとうちDMOは、同ホテルが観光・イベント等のレジャー需要にも対応できる宿泊施設であることから、瀬戸内の観光客の宿泊の受け皿になり、さらには瀬戸内の観光活性化につながると期待し、「せとうち観光活性化ファンド」から同ホテルの開発資金の一部を拠出するとともに、今後プロモーション等において協力していく予定です。

ホテルビスタ広島の特徴
広島市中区鉄砲町の白島通り沿いに位置し、高い利便性を備えており、多目的なお客様によりアクティブな時間をご提供いたします。ホテルビスタの代名詞とも言える「3点独立型」（バスルーム、トイレ、洗面台をそれぞれ別に設ける方式）の客室を、ユニバーサルルームを除く全室に採用する予定です。

デザイン・仕様においても、ホテルビスタらしい「＋Relaxation」を追求したホテルを目指しております。エレベーターホールやメインロビーなどにも「和」のなごみを感じさせるテイストを取り入れ、ワンランク上のスタイリッシュホテルを目指しております。

ファサード完成図

客室（一例）

【ホテル概要】
■名称：ホテルビスタ広島
■所在地：広島県広島市中区鉄砲町6番13・14・25・26・27・28（地番）
■構造・規模：鉄骨造地上14階建
■敷地面積：887.31㎡
■延床面積：7927.55㎡
■計画客室：228室
■付帯施設：レストラン（個室ミーティング対応可）、立体駐車場38台
１階テナントとして、コンビニエンスストアを予定。
■開業予定：2018年夏
■施工：株式会社共立
■ホテル運営会社：株式会社ビスタホテルマネジメント
■事業主：鉄砲町ホテル開発特定目的会社（株式会社マリモより事業継承）
■開発業務受託者：株式会社マリモ
【株式会社マリモ概要】
■事業内容：分譲住宅の企画・開発・設計・監理・販売業務・不動産流動化事業・海外マンション分譲事業
■設立年月：1970年9月1日
■資本金：1億円
■売上高：グループ連結　713億2169万円（2016年7月期）
■従業員数：グループ全体　364人（2017年5月現在）
■代表取締役：深川 真
■認定事項：一級建築士事務所 広島県知事15（1）第3489号
宅地建物取引業 国土交通大臣（4）第6032号

◆せとうちDMO
一般社団法人せとうち観光推進機構（広島市中区基町 会長 佐々木 隆之）と株式会社瀬戸内ブランドコーポレーションで構成されており、瀬戸内ブランドの確立と瀬戸内地域の価値の最大化を図るため、瀬戸内が有する様々な観光資源を最大限活用し持続可能な観光地経営に取り組んでいます。DMO（Destination Management/Marketing Organization）とは、観光地（Destination）を活性化させて地域全体を一体的にマネジメントしていく組織です。

◆せとうち観光活性化ファンド
瀬戸内地域７県（兵庫県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県）の地方銀行および株式会社日本政策投資銀行と株式会社海外需要開拓支援機構の出資により組成。従来の資金調達だけではなく、観光産業において、資本性資金を中心とする資金供給の担い手として観光関連事業者に対して必要な資金支援を行います。ファンドの運営は、せとうち観光パートナーズが担います。